同じ曲でも、
聴く人によって
全く違うエフェクトに
なるのがウタの不思議だ。
ただ言えるのは、
オーディエンスの方に
ウタを受け入れるだけの
素地がなければ、
感動は成立しないと
言うことだ。
苦しい時、
悲しい時だからこそ、
ウタが染み入る環境が
ココロの中に
産まれている。
私も、
独り暮らしで
苦しんでいた頃に
J popの名曲に
出逢っている。
それが、
相互作用の意味だ。
ウタの感動は、
歌い手と聴き手の
合作なのだ。
己の苦しみ悲しみが、
名曲を成り立たせる
大きな要素なのだ。
だから、
他の人が何を
言おうとも、
ミスチルのAnyは
私の中では
最高のウタだし、
平原綾香は私史上
最高の歌手なのだ。
しんどい時に
救われた経験こそが、
自分の名曲を創る。
そして、
誰のモノでもない、
自分オリジナルの
名曲群が、私の人生を
彩ってくれている。
誰にも奪われる
ことのない、
私の財産なのだ。