高校3年生で
精神病に
罹患したので、
そこから先の、
人生で一番楽しい時を
楽しむ事が出来なかった。
皆が青春を
謳歌している時に、
私は独り地獄を
這いずり回っていた。
悔しかった。
無念だった。
それから
30年余りが経った。
今の私が
頑張り続けられるのは、
その頃の無念な想いが
原動力になっているからだ。
このまま楽しい
ことを知らずに
終わってなるものか、
と言う怨念が私を
突き動かしている。
人生を取り戻すべく、
頑張っている。
最初の主治医が私に、
「養生して
長生きして若い頃の
数十年を取り戻しなさい」、
と指導した。
今でも
そのコトバが
アタマの中に
鳴り響いている。
幸い、
これからの
数十年の人生プランは、
出来上がっている。
細かい所は
これから
詰めていくが、
大体のアウトラインは
もう描いている。
後は、
プランを日々の
タスクに
落とし込んで、
粛々とこなして
行くだけだ。
若い時の
自分のためにも、
絶対に人生を
取り戻さねばならない。
少なくとも、
自分の努力で
変えれることは
変えなくては
ならない。
そう言う気持ちで、
日々を過ごしている。
私の人生は、
今から始まるのだ。
