私の読書道の始まりは、
母の絵本の読み聴かせだった。
今でも
その頃の絵本が
鮮明に記憶の中に有る。
ふうこちゃんの絵本。
山姥の絵本。
ハヌマーンの絵本。
イカロスの絵本。
題名はうろ覚えだが、
たしか、こんな感じ
だったと覚えている。
次の段階は、マンガだった。
銀河鉄道999とか、
ドラえもんとかだったと思う。
兄弟で買って来たマンガを
見せ合って楽しんでいた。
それから、
SF小説にのめり込んだ。
特に、
キャプテンフューチャー
シリーズには
ハマった。
発行されてるモノは
全部読んだ。
こんな感じで、
私の読書習慣は
形作られていった。
何が言いたいかというと、
親御さんに対しての
メッセージだ。
子供に
読書の習慣をつける
工夫をしてください、
と言うこと。
私自身、
今の自分があるのは、
読書のチカラが大きい、
と感じている。
精神病に罹ってからも、
読書だけは続けた。
病気のせいで
活字を読むのは
苦しかったが、
続けた。
読書で得た知識が
私の武器だった。
途中から、書くことが、
読書と並行して習慣となった。
本を読み、その知識を実際に試し、
その結果と改善策を文章にして書く。
このループが、
いつの間にか私の習慣に成った。
今、振り返ると、
結果を出したアスリートは、
皆こうしたことを
しているとのことだ。
「察知力」と言う
中村俊輔の本を読んで、
同じことをやってる人が
いたな、とおもった。
アスリートの場合は
読書の要素は
私より小さいかも知れない。
しかしながら、
精神病を克服する、と言うのは、
大きな事業で成功するくらい
大変なプロジェクトなのだ。
私でも、
本当に人生を楽しめる位の
状態になったのは、
ここ4、5年位だ。
30年近くかかっている。
だが、こうした、
読書と実戦とノートを
組み合わせて行くやり方を
早い段階で習慣に出来たなら、
もっと短い時間で、
寛解まで行けるかもしれない。
だから、
今小さい子供さんを
育てている親御さんには、
読者の習慣がつく工夫を
子供さんにして欲しい。
私自身、
読書の習慣を
つけてくれた父と母に、
とても感謝している。
読書こそが、
人類の叡智を活用出来る、
最も効果的な方法だからだ。