私の経験から言って、
自分より歳上の人が
良い様な気がする。
何故かと言うと、
人は他人の心の動きを想像するのに、
自分に置き換えて想像するからだ。
自分の中に、
相手が経験したことと
似たようなことがあって、
それを手掛かりとして、
相手の心を読むのだ。
だから、
自分より歳上の先生なら、
我々が経験したことを、
自分の経験として有している
可能性が高いのだ。
自分より若い先生の場合、
人生経験が浅いので、
人の心を読む材料が少ない。
その結果、
的確でない診察をする
可能性がある様な
気がする。
私自身今まで
8人位の先生に診て頂いたが、
自分より年下の先生は一人だけだ。
やはり、共感力の点で、
物足りない所がある。
隔靴掻痒の感がする。
だから、私も、
これから主治医を変えられるなら、
同い年か少し歳上の人が良い、
と思っている。
同じ原理から、
同性の主治医が良いと思う。
私の場合、
主治医は全て男性だった。
兎に角、主治医選びは、
精神科受診において、
最も重要なポイントなので、
納得が行くまで、
探して欲しい。
相性の合わない先生と
何年間も付き合うのは、
非常に酷な事だ。
良くなる病気も
良くならなくなる
可能性も有る。
また、最初は猫を被っていて、
段々と本性を出してくる
医者もいる。
嫌だな、と思ったら、
セカンドオピニオンを
トライして欲しい。
主治医の先生が
人として尊敬できる
人であったなら、
それはとてつもなく
幸せなことなのだ。
私は、その幸せに恵まれた。
本当に、感謝している。
その先生にも。
カミサマにも。
読者の皆様が、
そうした幸せに
巡り会えたら良いな、
と思っている。