一昨日、2ヶ月振りに、
近所の焼き肉屋さんで、
母と焼き肉を食べた。
話しは戻るが、
去年、母が脳梗塞で
入院して、思った。
母と焼き肉を食べれるのは
当たり前のことではない、と。
今、
私は54歳。
母は82歳。
今のこの日常、
いつ終わるとも
限らない。
母とのこの生活を、
味わって暮らしたい。
今、私はスーパーで
品出しの仕事をして
2年近くになるが、
いつも、
働けることに感謝して、
労働している。
本当に、
この何気ない日常が、
奇跡なのだ。
私が初めて通った
作業所の所長さんが、
「全てに歓びを、
すべてに感謝を」、
と言う言葉を提唱していた。
本当に、そうだと思う。
18の時に
すべてを失った。
最初の入院だ。
その時、
初めて普通が
ありがたいのだ、
と悟った。
それまでは、
与えられていることは
全部当たり前で、
足りないモノばかり
探して文句ばかり
言っていた。
そう、
感謝できることを
探していけば、
幸せはいつでも
身近にある。
そのことは、
一度全てを失った
我々精神障がい者に
こそ認識
出来ることだと思う。
感謝で行こう!