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53歳でのASD診断と、段階的スキル形成理論。

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以前からそうでは
ないか、
と思っていたが、
やはりそうだった。

発達障がい、
主にASDと
主治医の先生から
診断を受けた。

特性としては、
狭い領域に集中
するのは得意だが、
広い範囲に気を配り、
俯瞰するのが苦手だ、
とのこと。

確かに思い当たる
節がある。

受験のことだ。

大学受験は、
高校受験とは違って、
出題範囲も広いし、
キャリア形成の
意味合いが強いのに、
高校受験と同じ感覚で、
偏差値しか見て
いなかった点。

あと、広い範囲から
モノを探すのが苦手な
点とか。

大学の時の友達にも、
周りが見えなくなる
傾向がある、
と教えて貰った。

他にも、
ASD的傾向は、
沢山ある。

しかしながら、
コミュニケーション
能力は随分と改善した。

発達障がいでも、
鍛錬すればソーシャル
スキルは獲得できるのだ。

話しは変わるが、
素人考えだが、
スキル形成には
脳の可塑性が
関係していると
思っている。

新しい神経回路を
再構築することで、
新しいスキルを
獲得するのだろう。

そのためにも、
刺激と負荷に
さらされるのが
必要だ。

また、
脳の神経回路、
そんなにすぐには
再構築できない。

10年単位くらいの
修行が要る。

だから、
じっくりと
腰を据えて、
長期計画で
鍛錬を続ける
のが大事だ。

そう言う意味で、
作業所というのは
とても大きな
意味がある。

いきなり
就労というのは
無理があるので、
作業所を上手に
活用して、
徐々に刺激と負荷を
かけてゆく。

幸いなことに、
今は、生活訓練
から始まって、
B型、A型、
障がい者雇用、
と段階をへて
チカラをつける
システムが
出来上がっている。

また、
障がい者
就業・生活支援センター
などの支援機構も
昔よりも充実している。

私の修行時代は、
道なき道を歩む、
開拓のようなモノ
だったが、今は、
ネットもあるので、
先人の智慧に簡単に
アクセスできるように
なった。

私の当サイトも、
そうしたガイドの役を
果たせたら嬉しいな、
とおもっている。